我が家の庭のシンボル、柏の木が、今年も芽吹いていきました。
まだ5センチくらいの大きさですが、
あっという間に柏餅に使えるサイズになります。
柏の芽吹きに合わせ、5月人形を、押入れからだし、飾りました。
正面の甲冑と向かって左側の鍾馗様は、
私が生まれた時に、祖父の親しい方から頂いたものだそうです。
戦後間もなくということもあり、
頂いた方のお子さんのものを譲り受けたということです。
戦前の品ということですから、80年以上経っているものだと思います。
屏風、太刀、弓矢等は、私の長男が生まれた時に購入したものです。
1970年代末の生まれですから、これでも40年近くたつことになります。
甲冑の左右の具足は痛んできていますが、
鎧や兜は、今も当時のまま、しっかりしています。
鎧兜にはガラスのケースがついていたですが、
ケースは戦後間もなくに作られたもので、
金属の枠がへたり、昨年、ついに使うことを諦めました。
ケースのガラスが2枚で1つの側面を構成するような品物でした。
戦後の困窮時代以外、絶対見ることができないような品物で、
それはそれで、戦後の厳しさを伝えていたのですが、
これも、枠が壊れたということで廃棄しました。
しばらく、飾っていなかったのですが、
3年前、私の三男夫婦に男の子が生まれたのきっかけに、
ここ数年、床の間に飾るようになりました。
手前の桃太郎は、妻の恩師が、長男誕生の時に贈ってくださった品です。
40年近くの年月を感じない姿でケースに納まっています。
こちらは1970年代末の品ですから、
ケースもしっかりしており、古さを感じさせません。
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