2017年1月25日水曜日

1月25日 2000年夏3E研究院 中国調査記録紹興編 森田和正氏への追悼の意をも込めて


私の本格的中国現地実態調査は、
日中共同のプロジェクト、3E研究院中国中小企業発展政策研究グループの
現地調査として
2000年8月末の紹興、軽紡城や織布メーカーから始まりました。
この夏2週間をかけ、初めて中国の中小企業実態調査を行いました。
最初の週は、浙江省紹興市の軽紡城と周辺の織布工場をまわりました。
下の写真は布帛を中心とした小規模卸が大量に集まった建物の集合体、
軽紡城の内部のごく一部です。
このような卸の小ブースが延々と続いており、
広さと数の多さに圧倒されました。
少なくともこの当時の、軽紡城の布帛製品は、
専ら中国国内の中低級アパレル製品需要向けのもののようでした。
広大さとともに、内需向けでの大変な賑わいに、
中国国内市場の可能性を感じました。

軽紡城視察の後、
軽紡城にも供給している周辺の織布メーカーの工場のいくつかで
聴取り調査を行いました。
下はその1つです。
本年1月22日に逝去された森田和正氏(後ろ姿左側)の元気な姿が写っています。

この工場でも驚きの連続でした。
上の写真の奥の方にも見えますが、
下の写真は、大量に野積みされた製品の白生地を巻いたものを、
裸のまま保管場所から、搬出用のトラックへと運んでいる様子です。
製品は搬出の直前に積み上げられたのではなく、
野積みでシートをかけただけで保管され、それが搬出されているのです。
我々もすぐ気になり、工場関係者に質問しました。
「完成品の白生地を野積みして問題はないのですか」と。
回答は、「この後、洗って染色するのだから問題ない」という
驚くべきものでした。
ちなみに、同行した研究仲間が、
その後、北陸の織布メーカーに行った際に質問したところ、
「とんでもない」という回答だったそうです。

下の写真は、同じ工場の内部の写真です。
糸を織機用に巻直す機械が多数、整然と並んでいます。
その横で、機械を担当する女性が、食事をしていました。
出来高制で、食事する暇も惜しんで稼いでいるようです。
同時に、製品への影響は、と考えざるを得ませんでした。

下の写真は、現地入りした週の週末、
浙江省の名所、西湖に遊覧に出かけた際の写真です。
これも驚きでしたが、
日中共同のプロジェクト、3E研究院中国中小企業発展政策研究グループの
現地調査では、中国側の日程設定に、当初は、
必ず現地の名所旧跡の訪問が組み込まれていました。

中国のいにしえの歴史に登場する西湖での、
素晴らしい景色、素敵な中国の風景を楽しむ週末でした。
が、中国中小企業の実態とはかけ離れた時間でした。
写真の森田氏は、このグループに
日本の中小企業金融制度の専門家として参加してくれました。
彼の中国信用保証制度の研究は、このプロジェクトの成果でもあります。


2017年1月22日日曜日

1月22日 マーガレットと梅の花


今年最初のマーガレットの花です。
ベランダのビニールカーテンの内側で咲き始めたので、
玄関脇に持ってきました。

マーガレット自体は軒下に置いておけば、枯れないでしょうが、
花が寒さに傷む可能性があるので、
夜は玄関の中に入れる予定です。

梅の花もかなり咲いてきました。
数年に一度の寒さにも負けず、青空のもとで咲き誇っています。
梅の隣の夏みかんも、色づいてきています。
今年も、夏みかんジュースをたっぷり楽しめそうです。

2017年1月14日土曜日

1月14日15日 冬本番、ベランダとエントランス


本格的な冬がやってきました。
今冬一番の寒さを迎えていますが、
ベランダのビニールカーテンの内側は、まだ花盛りです。
朱色のゼラニウムが咲き誇っています。


その下には、ネメシアが朝日を浴び、賑やかに咲いています。

エントランスの門柱の上に置いたクリスマスローズも
いくつか綺麗に開きました。
これから長く楽しめそうです。

エントランスのプランターは、今は緑中心です。
西洋サクラソウがぽちぽち咲き始めているのですが、
写真に撮ると、緑そのものになる程度です。
こちらのノースポールは、まだ蕾で、
賑やかに咲くには、もう少しかかりそうです。

エントランスに最後まで残ったサルビアの鉢には、
ビニールシートをかけてみました。
軒下に置きビニールシートで覆ってみたことになりますが、
いつまでもつでしょうか。
本体が腐らず、春まで持てば、みっけものです。

14日に撮影した上の写真、
エントランスの軒下のサルビアですが、
15日朝の今冬一番の冷え込みで、花としては全滅してしまいました。
幹が生き残っていれば、春に芽が出てくる可能性はありますが、
花を楽しむことはできなくなりました。
別の軒下に移し、とりあえずビニールシートをかぶせ、
春を待ってみることにしました。

2017年1月5日木曜日

1月5日 初春の味覚、蕗味噌


3日に続き、本日も蕗のとうを収穫しました。
もう少し残っています。
当初は10本程度と思っていました、
15本以上の花芽がついたようです。

前回の蕗のとうは、結局、天麩羅にせず、
蕗味噌にして食べました。
大層美味しかったので、
今回も妻に蕗味噌にしてもらいました。
今日の夕食の副菜として、早速楽しみました。
初春の香りそのものです。

2017年1月3日火曜日

1月3日その2 蕗のとう


昨年の正月のブログに蕗のとうを掲載したのを思い出し、
庭の蕗の生えているところに行ってみました。

今年も、幾つもの蕗のとうが出ていました。

遠くからはわからないのですが、
近づくと、落ち葉の中に半分埋もれて顔を出しています。
10本以上見つけることができました。

半分ほど抜いてきました。
あとは、妻に天ぷら等にしてもらい、
新春の香りを楽しみます。

2017年1月3日 我が家の正月と花々

明けましておめでとうございます。
本年も我が家の花を中心としたブログを続けていきます。

まずは我が家の元旦の正月料理の紹介です。
私の兄弟、子供達と孫、21名が集合しました。
こちらは、私の兄弟たち(高齢者中心の)グループの食卓です。
私たち夫婦、妹たち夫婦の8人分です。まだまだ食い気が多く、
酒を飲み、ローストビーフや刺身を大いに食べました。

こちらは、私たち夫婦の子と孫たちのテーブルです。
違いは幼児用プレートの存在と黒豆の量の違いでしょうか。
また、こちらはローストビーフのおかわりが、ありでした。

我が家の庭では、暮れに梅がほころび始め、
正月早々、3日には、7・8輪、開きました。

ご近所の紅梅はすでにかなり咲いていますが、
いつも紅梅より遅い白梅の開花が、
今年はすでに始まっています。
 今年の3が日は天気に恵まれ、
今日も、朝の光に輝いていました。

ベランダのビニールカーテンの中の花々も、まだ、元気に咲いています。
金蓮花も秋から咲き続け、賑やかです。

ゼラニウムも次から次へと花をつけ、
ベランダを賑やかにしています。
暮れの大風で、クリップが外れたので、
ベランダのビニールカーテンをすでに何回か付け直していますが、
霜にあたることがなかったので、元気に花をつけています。

今年も、晴耕雨読日誌を続けます。
毎年あまり変わりはないのですが、
私の高齢化とともに、
花々の種類と出来映えは変わっていくと思います。